2011/01/09

壮絶記録

それでは、この壮絶な日々を記録にしたいと思います。
長いし、グロいかもしれませんので 読まれる方は気をつけて下さい。

1月5日 水曜日
予定日前最終検診
チビの位置は高く、また大きいため帝王切開話しがでてくる。
検診終了後(3時間)、破水かと思わせるほどの 大量出血。
血の水溜まりに 動揺。
必死で冷静さを保ち(後で考えると保ててなかったなぁ〜(;^_^A)、病院に電話をいれ 安静に。
19時頃より 生理痛のような鈍痛に気づく。『これが前駆陣痛なるものか?』と 考えながら 安静。
22時頃、鈍痛が頻発するので 早めに寝る。
痛みは続き、明け方には 痛みで目が覚める。

1月6日 木曜日
朝から 生理痛のような 痛みと吐き気。 痛みは激しくなってくる。一応 入院荷物のチェックをする。
20時頃、痛みがます。
陣痛間隔をはかり 病院に連絡をいれ、横になる。(この時10分)
夜は全く眠れない。
5〜6分寝ては 痛みに起こされる。生理痛で慣れてるものの、初体験のため どの痛みが陣痛なのかわからず不安。

1月7日 金曜日
痛みで動けなくなり、歩くのが必死に。朝7時頃に病院へ。
私はかなり辛かったが、助産師さんは 『まだまだ〜』とな。
そんなにケロッと言われても 私痛いんですが…。
朝ご飯は母がコンビニでパンを買ってきてくれる。が、痛みと吐き気で食せず。
一応 ヨーグルトとサンドイッチを半分食べてみるが すぐにもどす。
母には一度帰ってもらい、一人で痛みと戦う。
12時頃、3分おきぐらいの陣痛が続き、痛みもあるが 一人で耐えられる。昼食は食べられず。

18時頃、夕食食べられず。が、食べないと体力が… と助産師さんに促され かぶのおすいものを少し。よく煮えてたので食べやすかったが やはりもどす。
痛みは続く。今 考えれば まだ元気だった。あの時は 『こんなに痛いのになぜ産まれない?!』と思ってた。
20時頃、母と旦那様登場。
思わず早く来てくれた旦那に感激(;Д;) ただし、面会は21時までなので二人とも帰される。
面会時間って そんなぁ〜。
22時頃、だいぶ 耐えられない痛みに変わる。痛みがくると なんとか息は吐けるが、一人でいると 心細くなる。
様子を見に来てくれた助産師さんが 『ご主人にきて、腰さすってもらってもイイですよ〜』って。

(゜m゜;)えっ! 本当に?
じゃ〜 母を呼びます(笑)
ってなわけで 母をよび 23時頃来てくれる。ちょっと心強い。
よなよな 痛くなる陣痛。
間隔は2、3分。
横になると 痛みが増すので 壁に寄り掛かり うたた寝しては 陣痛に耐える夜。
さらに、明け方4時頃から痛みが増す。思わずうめき声がでる。母に『吐いて〜!』って言われないと吐けないくらい頭が回らなくなってくる。痛みのせいか、寝てないからか、食べてないからかは不明。

1月8日土曜日
9時 母と旦那様が交代。
痛みは続くが、旦那はオロオロ。だから、腰さすってってば〜(ToT)
9時半 検診をする。子宮口は8cm。チビだけがおりてこない。陣痛促進剤と 帝王切開の話しが先生から旦那にでる。私は記憶ほぼなし。
10時頃 陣痛促進剤を投与。投与しても チビがおりてこなければ 切開手術へ。
11時前 とってもパワフルなおばさま助産師さんが 『散歩にいこう!』と 部屋へ。
分娩室まで連れていかれる。
分娩室で 陣痛がきたらスクワット、痛みがひいたら 腰をまわす という動作を繰り返し 痛みと戦う。
痛みがひいてる間に 聞こえてきた 助産師さん達のつぶやき…
『先生切るって言ってんでしょ?』
『これぐらい子宮口があいてれば スクワットしたらすぐおりてくるわよ〜!』
『ったく〜 切らずにいけるいける! 切らずに産ませよう!』
そうなの( ̄□ ̄;?
切らずに産めるの?
ってか、今 まさに産むの?
スクワットして、検診してを繰り返していると 破水。

『よし産まれるぞ!』とあたりがバタバタとしてくる。
なかなかいきむこつがつかめず 苦戦するが、数回やると感覚がつかめた。チビが元気なおかげで 問題なく進む。
産まれてくる感覚は…
(;-_-+ 汚い話しですが ふんばる感じですね。頭がはさまってるのとかもわかるし、でそうになるのもわかる。

さらにいきみながら 12時01分、無事に出産。(大きな子だったため 入口は少し切開した。切る時の痛みはさほど感じず。)
抱かせてくれるが、痛みと突然の出産劇に動揺してるので『えっ!私が抱くの?今?』とうろたえる。
抱いての感想『私の子??』
なかなか実感のわかない私。
分娩室に入ってからは 早かったなぁ〜。 なにより 痛みに解放され ホッとした。そして一気に眠気が…。
って 安心したのも 束の間。
今度は 胎盤がでてこない。
Σ(´Д`;)えぇ〜 まだ終わってないのぉ〜!!
なかなかでてこない胎盤に、先生は無理矢理だすと いう方法を選択。痛みは続く。
極限まで 体験してるから 平気かと思われるが、もぉ山は越えたので 痛み耐久レベルも下がっている。
やはり 痛い。痛いものは痛い。
処置に時間がかかり、さらにかなり出血したので あたりは血まみれ。
12時30分頃かなぁ〜 家族が分娩室に通される。
ちょっとキレイになった佑吏と ご対面。
皆さんの第一声は、やはり
『大きいねぇ〜(笑)』
大きいけど、ポニャポニャしてて 赤ちゃんらしい我が子。
大丈夫 大丈夫!
かわいいぞ!!

その後 分娩室で2時間休憩。
15時、部屋に戻り 休憩。
助産師さんが 一日半食べれてない私に 食事を届けてくれる。

(ノд<。)゜。ありがたい…

とはいえ 疲れはててるので 食はたいして進まず、お見舞いにきた旦那の胃の中へ。
18時 夕食。いっぱいは食べられなかったけど 美味しかった〜。
20時 授乳。本格的なのは明日からですけど、タイミングがよいので やってみますか? って。
いや〜 よく飲みました。我が子よ、素晴らしいぞ!
21時 倒れこむように 眠る。朝7時までグッスリ♪
と いうスケジュールでありました。
すでに忘れていることも多く、夢、幻しのような日々でした。
まぁ〜 忘れられなきゃ やってけないよね〜(;^_^A
これからの皆さん。がんばって!
経験者の皆さん。思い出した?
男性の皆さん。産まれてからが勝負さ!
助産師を目指すあなた。ステキな仕事よ! がんばって!!